菊芋ペーストを使った菊芋ヨーグルト試作・開発中

試作品の紹介

現在、試作・開発中の菊芋ヨーグルトは、各種メディアに取り上げられ、血糖値の上昇を抑制する働きやコレステロール抑制、ダイエット効果が期待出来るスーパーフードとして大変注目を浴びている「菊芋」をヨーグルトに配合したものです。
商品の特長として、菊芋の栄養価を手軽に摂り入れるだけでなく、乳酸菌のエサとなり菊芋に豊富に含まれる「フラクトオリゴ糖」とヨーグルトの「乳酸菌」との相乗効果を高めるヨーグルトです。

特保成分として知られる「フラクトオリゴ糖」は、整腸作用や血糖値上昇の抑制、ミネラルの吸収促進を高める効果がありますが、乳製品のカルシウムの吸収率を高めるなど、骨粗鬆症予防に期待されます。
また乳酸菌数はフラクトオリゴ糖の力を得て、乳酸菌の数も多く、活性化しています。

ヨーグルトのタイプは、2種類を用意しました。飲むタイプのヨーグルトは、手軽に菊芋を摂り入れたい方や菊芋を初めて食べる方向けで、砂糖をわずかに加えた、低脂肪、甘さ控えめのヨーグルトです。プレーンタイプのヨーグルトは、菊芋の配合量を増やし、菊芋の持つ健康効果を毎日摂り入れたい方向けのエキスパートモデルです。

平成30年3月に第一回目の試食モニターアンケートを実施し、お客様からのご指摘、ご意見を取り入れ、商品開発にフィードバックします。菊芋の風味、栄養価を損なわず、ただ混ぜるだけではなく、菊芋に多く含まれる特保成分「フラクトオリゴ糖」の残存率が最も良い糖との組み合わせや、乳酸菌の組み合わせなどを試作、分析を何度も行い、乳酸菌と菊芋フラクトオリゴ糖の相乗効果を高めたヨーグルトです。

どろ~り濃厚食感
菊芋ヨーグルト

●低脂肪・甘さ控えめ
菊芋10%配合、どろ〜り濃厚食感の飲むヨーグルト
毎日飲む、菊芋フラクトオリゴ糖と乳酸菌のチカラ
低脂肪「菊芋ヨーグルト」

内容量:150ml 流通・販売温度帯:冷蔵 保存期間:14日間
主原材料:生乳(秋田県産)菊芋(秋田県産)甜菜糖

どろ~り濃厚食感
菊芋プレーンヨーグルト

●砂糖不使用
どろ〜り濃厚食感、ヨーグルトに菊芋を20%配合
毎日食べる、菊芋フラクトオリゴ糖と乳酸菌のチカラ
素材の旨みを活かした砂糖不使用の「菊芋プレーンヨーグルト」

内容量:100g 流通・販売温度帯:冷蔵 保存期間:14日間
主原材料:生乳(秋田県産)菊芋(秋田県産)

 

菊芋の特長

菊芋はキク科ヒマワリ属の多年草で、北米原産です。ビタミン、ミネラルを豊富に含み、ジャガイモ等のように糖質となるデンプンは含まれず低カロリー。健康を気遣う方、糖尿病・予備群の方に需要の高い機能性食品です。
菊芋に豊富に含まれ、天然のインスリンと呼ばれる「イヌリン」は、血糖値の上昇を抑え、体内に吸収される脂肪量を減らすと言われています。
また、イヌリンは消化される際に、その一部がフルクトオリゴ糖に変化し、善玉菌の餌になり、善玉菌を増やし腸内を綺麗にします。整腸作用、便通改善、脂質代謝改善効果など、様々な効果の期待できる機能性食品として注目を浴びています。
当園では、2008年より菊芋の無農薬栽培に取り組み、2009年よりネット販売を開始しました。毎年注目度が高まり、ここ数年では生出荷の取扱量が激増しています。
また、菊芋の大きさ、風味について、購買者からの評価も高く、生出荷量で2.5トンを超えました。貯蔵性が良くない菊芋は、晩秋11月頃に収穫したものは翌年3月頃には生出荷が出来ない状態になりますが、当園では全国的にも珍しい、雪の下から掘り起こす「雪の下 菊芋」として5月頃から販売しています。

機能性食品

菊芋はキク科ヒマワリ属の多年草で、北米原産です。ビタミン、ミネラルを豊富に含み、ジャガイモ等のように糖質となるデンプンは含まれず低カロリー。健康を気遣う方、糖尿病・予備群の方に需要の高い機能性食品です。

イヌリン

菊芋に豊富に含まれ、天然のインスリンと呼ばれる「イヌリン」は、血糖値の上昇を抑え、体内に吸収される脂肪量を減らすと言われています。
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フラクトオリゴ糖

善玉菌の餌になり、善玉菌を増やし腸内を綺麗にします。整腸作用、便通改善、脂質代謝改善効果など、様々な効果の期待できる機能性食品として注目を浴びています。


しらかば農園の「菊芋」の栽培

無農薬・有機肥料にて栽培しています

当園農場は、無農薬・有機肥料にて主力商品である「野菜スープ」の原材料である「大根・ニンジン・コボウ」等を栽培しています。
その広大な畑地の一角に「菊芋畑」があります。幹線道路から遠く離れた山あいにある農場では、隣の畑からの農薬飛散(ドリフト)の心配もありません。
キクイモの栽培は、難しいものではありません。すごく生命力が強い植物で、逆に根絶するのが難しいと言われています。
農場の雪解け後の5月の連休明けにキクイモの植え付けを行い、草取りを数回行いました。10月初旬頃に菊に似た小さな花を咲かせてます。茎が枯れ終わる11月中旬以降が収穫となりました。

植え付け後、約1ヶ月後のキクイモ

5月に種芋を植え付けて1ヶ月。
間引きや草取りや畝立てを行いました。

草取り・土寄せ

定期的に草取りを行ない、強風で倒伏しないよう、しっかりとした根張りにする為に土寄せを行ないます。

10月初めに小さなキクに似た花を咲かせます

肥沃な畑で、背丈は3メートルになります。

11月中旬の収穫作業

秋田県と青森県の県境、十和田湖に近い田代平農場では11月に入るといつ雪が降り始めてもおかしくない時期です。
収穫は、キクイモの根を引っこ抜き、根塊と土中に良く伸びた根に生姜のような形が付くために、キクイモ畑内の全ての土を掘り起こします。

翌年4月中旬~下旬に雪の下からも収穫します

秋田県と青森県の県境に位置する十和田湖近くの「田代平農場」では、2メートルを越す積雪量があり、この厳しい大自然の中で
越冬した菊芋は、甘みと風味が増しています。全国的にも珍しい雪をかき分けての収穫になります。


試作に至るまで

貯蔵性の良くない菊芋を通年で食べれるようになりたいとのお客様の要望から、新鮮な菊芋を低温スチーム調理で菊芋の風味はそのままに栄養損失を抑えた菊芋ペーストを開発し、冷凍食品として通年で菊芋が食べられるようになりました。

また、2次加工に適した菊芋ペーストを原材料に、通年で他目的加工が出来るようになり、もっと手軽に菊芋を食べるにはどうしたら良いのか思案していましたが、2次加工に適した菊芋ペーストで、菊芋に豊富に含まれるフラクトオリゴ糖と相性の良いヨーグルトに配合し、もっと手軽に美味しく菊芋を摂取出来ればと昨年よりヨーグルト製造メーカーである同じ秋田県内の栗駒フーズ、秋田県総合食品研究センターとの共同研究で菊芋ヨーグルトの試作を重ねてきました。

飲むヨーグルトに配合する糖の種類は何が良いか・・・10種類以上を試し、分析したり、配合する菊芋の量と乳酸菌とのバランスを数値で分析したり、種菌の発酵温度を変えるなど試行錯誤を重ね、菊芋フラクトオリゴ糖と乳酸菌の相乗効果により健康効果が高まる商品開発が出来ました。また、しらかば農園の野菜スープ同様に無添加、無香料にこだわり、全国で初めての菊芋入りのヨーグルトを試作・開発しています。


アンケート結果

平成30年3月に菊芋の配合量が違う飲むタイプのヨーグルトと砂糖不使用のプレーンタイプのヨーグルトの試作品を各2種類ずつ、計4種類をモニター発送し、試作品の官能評価、ご意見、ご感想をアンケートしました。様々なご意見、ご指摘を試作開発に取り入れ、最終的な試作完成品に反映しています。

 

「菊芋ヨーグルト試作アンケート」集計結果

①当園顧客(生菊芋・菊芋加工品) 32名発送/ご協力者 20 名(内次回モニター希望者14名)

②しらかば農園従業員・家族他 11 名

③あきた企業活性化センター職員 20 名

計 51 名

ヨーグルトに求める効果・効能

59%
整腸作用
25%
便秘予防・解消
22%
免疫力の強化
10%
コレステロール値の抑制
10%
花粉症の予防・改善
8%
血糖値上昇の抑制

菊芋に求める効果・効用

23%
血糖値上昇抑制
20%
健康のため
17%
血中コレストロール抑制
14%
中性脂肪を抑える
12%
便秘
9%
ダイエット

マッチング商談会

菊芋ヨーグルト試作品のPR活動の一環として、秋田市で開催されました「県産食材マッチング商談会2018」に出展しました。百貨店、大手スーパー等の大勢のバイヤーさんに試食して頂き、試食の感想や菊芋ヨーグルトに関する様々なアドバイス、ご指摘を頂き、大変参考になりました。

菊芋の皮が残っているので、ヨーグルトにゴミが入っていると思われるかも知れないので、注意書きが欲しいとか、プレーンヨーグルトの方は菊芋の沈殿が多いので、良く混ぜてからお召し上がり下さいなど、注意書きやシールを貼るなどした方が良いなど・・・

商品、パッケージ自体は良いとの事でしたが、菊芋を素材としているためターゲットが絞れている商品、ニッチな商品との見方が多く、万人受けの商品、手堅い商品を扱うデパート系(通販)では扱いが難しいとのご指摘も受けてきました。当初からネット販売の予定でありますが、もし販路拡大になれば、販売先、取扱い先を選ぶ必要があることが判明しました。

菊芋ヨーグルト2種類を多くの人に試食して頂き、様々な感想をいただきました。飲むヨーグルトは圧倒的に美味しいとの感想をいただきました。プレーンは根菜や牛蒡系が味・風味が強いとの事でしたが、健康になれそうなど嬉しい感想を多くいただき手応えを感じています。

秋田県は12日、秋田市で「県産食材マッチング商談会2018」を開いた。県産食材を扱うメーカーや農協など過去最多の114社・団体が出展した。県内外のスーパーの食品バイヤーやホテルの仕入れ担当者ら約500人が参加し、商談を繰り広げた。

初出展の36事業者のうち、秋田犬ツーリズム(大館市)は「朝採れ枝豆のフリーズドライ」を出展した。おやつやおつまみに向くという。かみこあに観光物産(上小阿仁村)は食用ほおずきのコンフィチュールをアピールしていた。

同時に開いた「あきた食のチャンピオンシップ2018」では、ノリット・ジャポン(秋田市)のライスミルクジェラートが食品部門の金賞に輝いた。秋田県秋田うまいもの販売課の大友義一課長は「17年の商談成約額は3000万円を超えた。県産食材を積極的に売り込む事業者が増えた」と話している。

さきがけ新報

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